移住者と原住民との関係 2
このプロセスでの試みは、将来の特殊な開発戦略の影響を評価することにあります。
それにひきつづく、実際の活動の評価は、活動が生ずる以前、あるいは生じている時点での諸問題を明らかにし、また適切な解決方法を提案するのをたすけるでしょう。
立退き移住者人間中心の観点からみれば、立退き移住は常に貯水池計画のもっとも不満足な側面の一つでした。
立退き移住は信じられないほど複雑な過程であるばかりか、金銭、人員、時間などを多量に消費するものです。
どちらかといえばいままではずっと、立退きに関連した問題の分析は、予備調査にふくまれていなかったのです。
カリパ湖の例のように、関係する住民の人口は、しばしばかなり低く見積もられています。
他方、子供や年寄り、地主、借地人、土地をもたない労働者など、いろいろな種類の住民の多面的な要求は、十分な配慮をうけたことはめったにありません。
また、補充されたり物理的に移動しりする人たびとの経費や、新しいコミュニティや新しい生産システムを形成する経費、および基本的援助に必要な時間はきわめて低く見積もられています。