湖盆住民
湖盆の中で、人間集団は4つの一般的カテゴリーに区分されます。
そのうちの初めの2つは、もっとも大きな問題をふくんでいる。
これらは、
1)自分たちの家屋と農地の一部あるいは全部が貯水池により冠水されるために立ち退かねばならぬ人びと(立退き住民)
2)立退き住民を受け入れなければならない人びと(受入れ者)
3)立退き住民でもなければ受入れ者でもない湖盆住民
4)ダム建設と貯水池創造に関連して、新しい就業機会を求めて湖盆へ移動してくる移住者
・・・等々です。
少数の人びとは、新生活を求めて他に移住することを選択しますが、世界中の多くの立退き住民は、もとの家屋や家族や、あるいは部族社会にできるだけ近いところに残りたいと望んでいます。
受入れ側についていえば、彼らは立退き住民と同じ社会、あるいは同じ部族グループのメンバーのこともありますし、そうでないこともあります。
彼らが同一グループであっても、方言、行動、心がまえ、期待などの相違が、再配置時に2つの集団をひきはなすかもしれません。
さらにこの両者は、しばしば危険をおかしてやってくる革新的傾向のある移住者とはまた別でしょう。
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